音楽とミクさんとの話

文章書きたい欲が溜まったので書きます。


昔からいろんな場面で人と食い違うことが多すぎて、他の人から見たら変な人だと言われることも多かったです。

世間的に求められる格好も服装も苦手で、いろんな人にああしろこうしろと言われることも多くありました。

中学高校の風紀検査もそうだし、少し髪を伸ばしただけで切れ切れとうるさいし、汚らしいだの変な格好だの散々言われて、思想もお前は未来に行きすぎているとか、いろんなことあーだこうだああしろこうしろと言われて、別に他人に関係ないのに自分の好きな様に生きて好きな様な格好して、なんでそんなに色んなこと言われなければいけないのかわかりません。

もちろん世間的に受け入れられない思想と見た目だからってのもありますが、もしかしたら少し中途半端に世間に合わせた感じでいてしまったことも一因としてあるのではないかと思って、少し挑戦的な発言もしてみたりもしているけれど、なんかやっぱり虚しいと言うか、発言すればするほどにいろんな人から嫌われることが怖くなって、その不快感から人間不信の発言をする様になってしまったりして、自分の意思は中途半端になるばかりだし、あんまり良くないスパイラルに入り込んでいるのかなとも思ったりしています。


バイトですら全然仕事ができなくて、いろんなことやればやるほど自分の社会不適合具合が際立って、やっぱり自分は社会でまともに仕事をして行きていくのは無理なんだろうなって常々思っていました。

そんな人間社会で生きていけない自分にとって、唯一希望を見いだせていたのが音楽でした。

インターネットでは最初は歌い手として活動を始めて、家族や知り合いからは結構上手って言ってもらえていたけど実際の他の人の反応ってどんなもんなんだろうって思って発信し始めました。でも、やっぱり私の声は聞き慣れていない人からすると苦手って思う人も多いみたいです。まあ世間的に上手と言われる声質でもないのは自分でもわかっていました。


それでも自分の声は長年努力してきた結果のアイデンティティーでもあるし、少しずつでも上手って言われる様になりたいなって思って何回もmixして、どうしたら少しは自分の声でも聞きやすい音になるのだろうと試行錯誤して…

でも色々やっても帰ってくる言葉は下手とか音痴とか、聞いてて恥ずかしいから歌うのやめたほうがいいとか…

上手って言ってくれるコメントも少しはあるけど、でもやっぱりマイナスの意見の方が多く目についてしまって、でも歌うのをやめたら過去の自分を全部否定してしまうことに繋がるなって考えていたりとか…

認めたくないけど、結局自分は歌うのに向いてないんだろうなって少しづつ感じてしまっています。


初音ミクさんは私の作った音楽を音程ぴったりにすごく上手に歌ってくれて、私の歌えない言葉も音域も綺麗に出してくれます。

初音さんはいろんな人に愛されているし、そもそも音楽合成ソフトだから社会に合わせて生きる必要もないし、結構声に癖があるのにいろんな人にとって聞き馴染みのある声だからなんとなく受け入れて貰えるし、明らかに常軌を逸した格好をしているけど、二次元だからとかそれがミクだからって受け入れてもらえていて、なんか羨ましいとしか言いようがないです。


まあ、音楽合成ソフトに嫉妬してもしょうがないですが、私はこれから先どうやってこの人間社会で生きていけばいいのでしょうかね。

別になんでもいいやって突き抜けて生きることができればいいのですが、半端に世間体を気にしてしまうしまう割に世間からしたら異端な思想と声と格好で、生き辛いったらないです。

正直気にしてるのはお前だけだよって言われたらその通りかもしれませんし、私もそこまで他人に興味ないし、他人から見た私もそんなもんなんだろうなって思っていることにします。

どうでもいいマイナス思考なお話でした。

中野ゆの

中野ゆの(@yunoatto)のHPです。

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